思考停止の定義
「人間は考える葦である」とはパスカルの残した言葉ですが、考えない人間が多くいるかもです。
思考停止にはどんなものがあるか考えてみました。
(i)権威主義
偉い人が言っている、すごい人がやっている、昔から行われている、一般的にそうだとされている、常識などです。
果たして権威だと思われているものが我々の得を考えているでしょうか。
権威の利害と私達の利害が常に一致することはありえません。
(ii)集団心理によるもの
周りの人がやっているから、みんなやってるけど大丈夫そうだからなど。
何のためにそれをするのか、誰が得をするのかを考えなければ利用されてしまっても気付けません。
(iii)100:0思考
決めつけや1つの情報筋のみを信じるなど。
明らかな証拠がある場合など例外を除く。
捏造やプロパガンダが横行している現在において絶対ということはほとんどありえません。
結論が100:0になるには徹底的に裏をとる必要があります。
まとめ
(i)と(ii)は原因を考えていない、(iii)はいろいろな可能性を考慮していないです。
上記の逆を考えると、考えている時はa:b:…(a≠0,b≠0,…)になるはずです。
aもbも実はαである、ということもあります。上位の概念を調べることで全体を把握できます。