この世を仮に択ゲーと捉える
ゲームにおいて択という状況があるのですが、この世は全部択なんじゃないかって仮説。
択の説明
択っていうのは、相手の動き次第でどの選択も正解にも不正解にもなりうる状況をいいます。
択の特徴は、
- 正解がない
確率の差がある場合もありますが、結局は運
- 他の択を選んだ結果を検証できない
自分が他の択を選んだ場合を考えるならば、相手が他の択を選んだ場合も合わせて考えるべきなので無駄
- どれの択が最善だったか分からない
別の択のほうが良かったかもしれないし悪かったかもしれない
この択ゲー説を採ると、後悔は無駄であるということになります。
でも、それじゃあ何もかも全部運任せなのかというと、そうではありません。
運ゲーと択ゲーは違います。
択ゲーの説明
択ゲーにはどの択を選ぶかという戦略があり、そこに読み合いという駆け引きが生まれます。
択の種類をざっと示すと、
- 安パイ……リスクが低い
- 温存……攻め時を窺う
- リソース補充……今後に備える
- 安定……リスクが低めでリターンもそこそこ
- 様子をみる……相手の出方を窺う
- リソースを吐く
- ハイリスクハイリターン
- 意表をつく
- 苦渋の一手……いい択がない
- 敢えての択,ロマン……勝ちに拘らない
また、戦い方もいろいろあります。
- 短期的に攻める↔長期的に攻める
- 勝ち筋を追う↔負け筋を潰す
- 自分から仕掛ける↔相手の動きに対応する
これらを状況に応じて選択していくということです。
対戦ゲームを前提に書きましたが、択が存在することに対して応用可能です。
択ゲー説の結論
確率的に失敗することを踏まえて、自分なりの立ち回りを鍛えることが成長だといえる。
他人に対しても、「やりたくてやったわけではない」、「なりたくてなったわけではない」状態があり得るのでむやみに責めない。
択を増やすためにも視野を広げたり仲間を得ることが大切。