逃避行の果てに

知らないことや分からないことだらけだけどそれを踏まえて考える 気分で都度更新

信じるのも信じないのも間違い説。陰謀論に真偽がないことの証明

今回は数学の証明問題みたいなものをしてみる。

 

 

陰謀論とは「神が悪である場合」を考えたものなのだといえる。

ここでいう神とは、皆が信じていることとする。

ここでいう悪とは、嘘や隠蔽などをもって身辺の利益を図ることとする。

 

 

例えば、一次関数y=ax(0≦x≦1)の最大値を求めるとき、a>0のときとa<0のときとで場合分けをする。

そしてそれぞれの場合で解がでる。

それと同じように、物事に対して「神が善である場合」と「神が悪である場合」を考えることができる。

そしてそれぞれの場合で解がでる。

 

例に出した問題において、どちらの解が真実かを考える必要はない。

aが未知数である以上、どちらも答えになりうるからだ。

したがって、陰謀論にも真偽は存在しない。(QED)

 

 

これにより、次のことが導き出される。

  • 神が未知数でない場合(例えば善意によって行われていること)、陰謀論を考える必要性はない。
  • 未知数が多すぎる場合(例えばたくさんの人の意思によって行われていること)、陰謀論を考えても解は出ない。

 

 

 

(2020/01/06追記)

陰謀論は二つの階層に分けられると思う。

陰謀論Ⅰは、仕組みや構造から陰謀が起こりうる場合があるかを探る。陰謀があり得るかではなく、成り立つかを考える。

陰謀論Ⅱは、情報を集めて事実を探る。真偽を判断するにはひたすら調べる必要がある。

 

さっきの例えでいうと、Ⅰで未知数を探し Ⅱで解を出すといった感じ。

今回の話は陰謀論Ⅰについての話で、その段階では真偽の判断はできない という見解です。